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安全靴の耐久性能

 

耐衝撃性能

【日本工業規格(JIS T8101)が安全靴に求める基本性能】

耐衝撃性能とは、つま先に重量物が落ちた際に、その衝撃から着用者のつま先を守る性能の事です。
日本工業規格(JIS T8101)において、重作業用(記号H)・普通作業用(記号S)・軽作業用(記号L)の3種類に分類されており、使用目的に合わせて、ご利用頂くための基準となっております。尚、日本においては普通作業用がもっとも広く使われています。

 

耐衝撃性能図

耐衝撃性能試験は、靴を損傷しなければ取り出せない状態の先しんを左図のように質量20kg、先端を半径3Rに丸く仕上げた90°のくさび形の鋼製ストライカを、作業区分毎に決められた高さから自由落下させることにより、所定の衝撃エネルギーを安全靴の先芯部に与え、規定以上の隙間を確保できるかを調べます。

 

耐衝撃性能

 

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耐圧迫性能

【日本工業規格(JIS T8101)が安全靴に求める基本性能】

耐圧迫性能とは、つま先が重量物に押しつけられた際に、その荷重から着用者のつま先を守る性能の事です。
日本工業規格(JIS T8101)において、重作業用(記号H)・普通作業用(記号S)・軽作業用(記号L)の3種類に分類されており、使用目的に合わせて、ご利用頂くための基準となっております。尚、日本においては普通作業用がもっとも広く使われています。

 

耐圧迫性能図

耐圧迫性能試験は、靴を損傷しなければ取り出せない状態の先しんを平滑な鋼板の間に安全靴の先芯部を挟み込み、先芯の上部より5±2mm/minの速度で徐々に加圧し作業区分毎に決められた圧迫力になるまで圧力を加え、所定の圧迫力において、規定以上の隙間を確保できるかを調べます。

 

耐圧迫性能

 

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表底のはく離抵抗

【日本工業規格(JIS T8101)が安全靴に求める基本性能】

表底のはく離抵抗とは、表底と甲被の接着強度を表します。
日本工業規格(JIS T8101)において、重作業用(記号H)と普通作業用(記号S)は300N以上、軽作業用(記号L)は250N以上のはく離強度が求められています。

 

表底のはく離抵抗

表底のはく離抵抗

 

表底のはく離抵抗試験は、表底と甲被のつま先先端部を試験機でつかみ、互いに反対方向に100±20mm/minの速度で引っ張り、その結果をならしてはく離強度を求めます。

 

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漏れ防止性能

【日本工業規格(JIS T8101)が総ゴム製安全靴に求める基本性能】

漏れ防止性能とは、総ゴム製の安全靴において水が靴内部にしみ込む事を防ぐ性能の事です。
日本工業規格(JIS T8101)において、水中に入れた総ゴム製安全靴に空気を送り込み、気泡が連続して出ない性能が求められています。

 

漏れ防止性能

漏れ防止性能試験は、靴の履口を密閉し、その履口まで水槽に浸した総ゴム製の安全靴に、8kPa以上の内圧を3秒間かけ、 気泡が連続して出てこないかを確認します。

 

 

 

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耐踏抜き性

【日本工業規格(JIS T8101)が安全靴に求める付加的性能】

耐踏抜き性とは、クギなど鋭利なものが表底を貫通し、足裏へのケガを防ぐことを目的とした性能です。
日本工業規格(JIS T8101)において、1,100N以上のクギの力に耐えることを求められています。

 

おおよそ大型バイク0.5台分の荷重がクギの先端一点に集中!

耐踏抜き性

耐踏抜き性試験は、表底と垂直に立てた試験用クギ(本体4.50±0.05φ・ヘッド角度30°・先端1.00±0.02φ)を圧迫性能試験機で10±3mm/minの速度で徐々に圧迫力を加え、クギが貫通した時の力を測定します。

試験用クギ

耐踏抜き性

 

 

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かかと部の衝撃エネルギー吸収性

【日本工業規格(JIS T8101)が安全靴に求める付加的性能】

かかと部の衝撃エネルギー吸収性とは、歩行時などにかかと部にかかる衝撃を分散させ、足への負担を軽減させる性能の事です。
日本工業規格(JIS T8101)において、吸収エネルギー20J以上の性能が求められています。

 

かかと部の衝撃エネルギー吸収性

かかと部の衝撃エネルギー吸収性試験は半円形と長方形とを組み合わせた形状で、厚さ10±1mmの鋼材でできた冶具をかかとの中心部にあて、10±3mm/minの速度で徐々に圧迫力を加え、かかと部の吸収エネルギーを測定します。

 

 

 

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足甲プロテクタの耐衝撃性

【日本工業規格(JIS T8101)が安全靴に求める付加的性能】

足甲プロテクタの耐衝撃性とは、先しんではカバー出来ない足甲部をプロテクタで覆う事により、落下物から着用者のさせる甲部を守る性能の事です。
足甲プロテクタには安全靴に固着されており、取り外しが不可能な「固着式」と、靴ひもなどを利用して装着する 「着脱式」があります。
日本工業規格(JIS T8101)において、100Jの衝撃エネルギーを与えた際に25mm以上の空間を確保する性能が求められています。又、先しん後端部との重なりが3mm以上ある事が求められており、着脱式においても先しんと3mm以上重ねて装着することが必要です。

 

足甲プロテクタの耐衝撃性

足甲プロテクタの耐衝撃性試験は、質量20kg、直径25mm、 長さ150mmの円柱状の鋼棒のストライカを足甲プロテクタの中心部に100Jの衝撃エネルギーを与える高さから落下させ空間を測定します。

 

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耐滑性

【日本工業規格(JIS T8101)が安全靴に求める付加的性能】

耐滑性とは、スベリによる転倒事故を防ぐための滑り止め効果の事です。
日本工業規格(JIS T8101)において、靴底の動摩擦係数は0.20以上の性能が求められています。

 

耐滑性

靴底の動摩擦係数は、潤滑油液を塗布したステンレス板の上に靴を置き、男子サイズで500±25Nの荷重(鉛直力)をかけた状態でステンレス板の床を0.22±0.02m/sの滑り速度でスライドさせて動摩擦係数を測定します。

 

 

 

 

 

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